スペアエアの使用にあたって、高圧ガス保安法がで適用されます。高圧ガス保安法の要件を満たしてない製品は当然違法になります。
スペアーエアー(Spare Air) 及び HEEDは高圧空気を充填して使用する為日本国内では高圧ガス保安法が適用されます。その為、海外で販売されている同製品を国内に持ち込んでも法的には、使用できません。
昨今では法定輸入検査の手順を踏まずに、当該製品を並行輸入してamazonをはじめとしたネットショップで販売している業者がいくつかありますが、全て高圧ガス保安法の使用要件を満たしておらず、法律に抵触しています。
日本国内で使用する為には、輸入時、使用期間は、次の検査を行わなければなりません。当社ではこのタイミングにあわせ、レギュレーターのメインテナンスを行っています。
- 輸入時の検査
- ボンベ輸入検査
- 中間バルブ
- レギュレーター適法検査
- 使用時の検査
- 一年検査
- 中間バルブ
- 5年検査
輸入時の検査
ボンベの輸入検査
空気を含め高圧ガスを充填するボンベは各国で定められた規格により製造されます。Spare Air に使用されているボンベは米国産なのでDOTという規格で作られています。
当該ボンベがこの規格で製造されていることを証明する独立検査機関で発行する検査成績書(ボンベ製造メーカーで入手できます。)を入手し、これを添付し、高圧ガス保安協会に輸入検査を申請します。
この際、ボンべが灰色、またはアルミ色以外の色に塗装されている場合は、法で定める、灰色、もしくはアルミ色に塗り替える必要があります。
詳しくは高圧ガス保安協会の検査機器事業部( https://www.khk.or.jp/inspection_certification/inquiry02.html)又は、当社にお問い合わせください。→お問い合わせ
中間バルブ
高圧ガス保安法では、高圧ガス充填タンクには、法で定める規格で製造いバルブ(法律では付属品と呼びます。)を取り付けることを義務付けています。
Spare Airのレギュレーターは、法整備の違いから、法で定める規格であることの証明ができません。その為、高圧ガス保安法に基づいて製造された、国産バルブをタンクとレギュレーターの間に取り付けてあります。
詳しくは高圧ガス保安協会の検査機器事業部( https://www.khk.or.jp/inspection_certification/inquiry02.html)又は、当社にお問い合わせください。→お問い合わせ
レギュレーターの適法検査
もう一つの方法は、レギュレーターが法で定める規格であることを国内で検査証明し、レギュレーターにその旨、刻印することです。当社のホース付きのタイプには、この方式をとる予定です。
使用時の検査
一年検査
高圧ガス保安法により、水中で使用するアルミ合金製高圧ガスボンベは、1年一か月毎に、法定検査機関で外観、ボンベ内部(特にねじ肩部)を行い、合格しなければならないと定められています。
合格した場合はその旨、ボンベに刻印されます。刻印のないボンベは充填できません。
詳しくは高圧ガス保安協会の検査機器事業部(https://www.khk.or.jp/inspection_certification/inquiry02.html)又は、当社にお問い合わせください。→お問い合わせ
五年検査
高圧ガス保安法により、すべての高圧ガスボンベは、5年毎に水圧検査を含めた検査を
法定検査機関で行い、合格しなければならないと定められています。
合格した場合は
その旨、ボンベに刻印されます。刻印のないボンベは充填できません。また、中間バルブも法定検査を受ける必要があります。
詳しくは高圧ガス保安協会の検査機器事業部( https://www.khk.or.jp/inspection_certification/inquiry02.html)又は、当社にお問い合わせください。→お問い合わせ