MedevacⅡ (メディバック)

Medical Ⅱ (メディバック) はヘリコプター用の救助担架として開発されました。現在では民間の救助隊、米軍、自衛隊、カナダ軍 オーストラリア国防軍をはじめとする世界各国の軍事部門で幅広く利用されています。

当製品はアメリカ沿岸警備隊のヘリコプター、レスキューボートに標準装備されています。

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説明

メディバックの特徴

  • 米軍およびNATO軍において正式に製品の使用が認可されている
  • MIL-SPEC(国防総省規格)が担架に求める1250 kgの耐荷重基準よりも高い強度を誇る
  • 水中での使用を想定したデザインで金属の耐腐食性に優れている
  • 色分けされた傷病者固定ストラップと着脱が容易なバックル

当製品のオプションも充実

  • ヘリから担架を巻き上げる際に水平を維持するホイスティング・スリン
  • 傷病者の肩をしっかり固定するためのショルダーストラップ

折りたたみ式と固定式の担架

Medical Ⅱ (メディバック) は大きく分けて二種類のモデルがあり、一つは折りたたみ式担架、もう一つはフレームが固定された折りたためないタイプの担架です。

折りたたみ式のモデルは通常のメディバック担架のちょうど半分のサイズにすることができ、非常にコンパクトに収納することができます。この担架の中央に位置する金属チューブには連結器が取り付けられていて、これを着脱することによって折りたたみが可能になります。

担架の金属チューブと連結器は錆びにくく非常に強度が高いステンレス鋼が使用されており、今日使用されているどの折りたたみ式担架よりも頑強です。また、折りたたみ式ではない固定式のものと比べて強度は同等で、1300kgの耐荷重試験に合格しています。

選べる素材(チタン、ステンレス)

メディバックにはステンレス素材のフレームとチタン素材のフレームがり、担架のフレームに使用されている筒状の金属素材は、アメリカ国防総省が定めた軍が調達する民生品の規格、MIL-SPECが規定されている金属素材や、ある程度耐用年数に長けた市販のストレッチャーに使用されている金属素材よりも30%も厚く作られています。

当製品には、傷病者を固定する色分けされたストラップが5つ取り付けられており、このストラップには安全に固定、簡単に解除が可能なバックルがついています。 オプション製品として傷病者の肩を固定するためのショルダーストラップを別売りしております。

チタン製の軽量メディバックはステンレス製のメディバックと同じデザインですが、この担架に溶接されているチタン素材は国際工業規格ASTMが設定する航空宇宙材料規格のグレード9 (TI-3AL-2.5V)のものを採用しています。

チタン製のメディバックは通常のステンレス素材のものと比べると40パーセントの軽量化に成功し、強度が非常に高く、金属腐食に対する抵抗性も兼ね備えています。

メディバックの軽量化は航空分野のレスキューにおいては非常に有利に働きます。特に担架の軽量化が追加の装備品の装着を可能にしたり、航空燃料の節約につながります。人間工学に基づいて当製品の軽量化をはかることで、レスキュー人員の運搬や取り扱いの負担を軽減し、遠隔地域や山岳地域での活動に大きく貢献できます。

商品スペック

重量(ステンレス素材)、*本体のみ 14.4 kg
重量(ステンレス素材)、*本体とフローテーション 18.9 kg
重量(チタン素材)、*本体のみ 9.45 kg
重量(ステンレス素材)、*本体とフローテーション 13.95 kg
60.96 cm
深さ 17.78 cm
長さ 213.36 cm
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