レスキューバスケット

レスキューバスケットは主に海難救助で用いられる救難装備品で、米海軍、沿岸警備隊の救助ヘリには標準搭載されています。

箱型の形状にデザインされており、傷病者、避難者をバスケットの中に入れて上空で停止しているヘリから引き上げます。

折り畳みが可能で、バスケットを折り畳むと通常の約半分の大きさに縮小します。

バスケットの側部にはナイロン製のベルト、バスケットの内部にはメッシュライナーが設置されています。

フローテーション(浮具)はどんな荒波でも自動修正して同じポジションを取り続けます。

金属の素材はステンレスで、耐腐食性に優れており使用可能な耐用年数を最小限のメンテナンスだけでご使用いただけます。

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説明


レスキューバスケットは非常に安全性に優れ、迅速かつ簡易的に使用できるようにデザインされています。

レスキューの現場では常に危険と隣り合わせで、なるべくレスキュー隊員たちを危険に晒す場所に派遣する必要性を排除する決断がなされます。また、海上におけるヘリによる救出においても、事態が膠着して現場観察が長引きヘリが長い間海上で停止することも避けなければなりません。

レスキューバスケットは、特に海上でのレスキューにおいて、このような状況下に置かれ、レスキュバスケットが唯一の頼みの綱という救出ミッションに数々登用されてきました。

軽傷で済んでいる傷病者のレスキューミッションにおいて、レスキューバスケットはレスキュー隊員の手を煩わせることなく、迅速で完璧な救出を可能にしています。非常に大規模で致命的な惨事においても効率的にヘリでの救出が可能で、このバスケットには平均的な体型の男女が2人搭乗して引き上げることが可能です。

加えて、レスキューストラップの使用によって生じる胸の締め付け、不快感、 持病持ちの傷病者の不安、特に非常に体格が大きい人の引き上げを考慮した製品デザインで、引き上げ時にはレスキューストラップは使用せずにバスケットの中に体を固定するだけです。

折り畳み可能なレスキューバスケット

どのヘリでもバスケットを救助現場に迅速に輸送し格納できるよう、小さく折りたためるデザインになっており、バスケットを折りたたむと通常の大きさの55%に本体を縮小することができます。かさばらずに簡単に折りたためコンパクトに収納することができます。

レスキューバスケットの最大の特徴は箱型でバスケット上部が完全にオープンな構造になっています。 一回の引き上げでに同時にバスケットの中に収容できる人数は平均的な体型の大人2名ほどで、時間の節約ができ効率的な運用を可能にします

バスケット上部に設置されている両サイドのロープを繋ぐベイルアッセンブリーは収納のために内側におり畳むことができ、また、ベイルアッセンブリーの取っ手を上に引っ張り上げると簡単に立ちバスケットがります。

バスケットが立ち上がる時はバスケット側部の中央にある三角形の金具が自動的にフレームをロックしてバスケットの形が保持されます。

バスケットの素材は強固なステンレス鋼でバスケットの周囲に強度の高いナイロンが設置されています。バスケット内部の構造は非常に強固で、避難者はどのような体制でもバスケットに乗り込むことができます。

また耐腐食性に優れた金属素材で使用可能な耐用年数の間最小限のメンテナンスだけで継続してご利用いただけます。

設置されている浮具は激しく揺れる海面でも縦に浮いたり沈んだりせず同じポジションで同じ向きで浮き続け、浮力を維持します。

フローテーションのカバーには高反応の反射テープが巻きつけられており夜間の救助でもライトを照らせば非常に鮮明に場所を特定できます。

商品スペック

フレーム素材 ステンレス鋼
長さ(折りたたんだ状態) 113.03 cm
幅(折りたたんだ状態) 63.5 cm
高さ(折りたたんだ状態) 24.13 cm
長さ(立ち上がった状態) 113.03 cm
幅(立ち上がった状態) 63.5 cm
高さ(立ち上がった状態) 104.14 cm
重さ 17.7 kg
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